2020年11月第4週レポート

インプット

📝 「UniRx/UniTask完全理解」を第1-2章まで読んだ

この一年はUnityを使う機会がめっきり減ってはいるのですが、Reactive Extensionsという文脈ではRxJSにお世話になっています。Observable、Operator、Scheduleryといった主要な概念の概略が説明された第2章までしか読んでいませんが、ここまででも体系的にまとまっており好印象です。コードはすべてUnity + C#なので準RxJSユーザはとっつきづらいかもしれませんが、もともとUnity + UniRxを使っていた自分にとってはUniRxではこう、RxJSではこうなっていると照らし合わせながら読めるので、知識の棚卸しと定着にはベストな本なのでないかなと思っています。

📝 「Software Design 12月号」を読んだ

毎月購読しているSoftware Designが届いたので、ざっくりと目を通しました。

第一特集のDocker特集については、定石の紹介ともある通りコンテナベースのアプリケーション設計のとっかかりとなる情報がまとまっていたかと思います。特にセキュリティについては既知の内容であったとしても再確認を重ねることに損はないと思っているので読んでおいてよかったと思います。

もう一つ印象にのこった内容としては「コロナ時代のリモートアジャイル」でしょうか。アジャイルと銘打ってはいますが、リモートワークにおけるチームコミュニケーションがテーマだと見受けられるので、アジャイルに馴染みがなくても万人に関連がある内容なのではないかなと思います。

📝 Three.jsの平行投影について調べた

業務で平行投影カメラ(Orthographic Camera)を使う機運が高まったので調べてみました。いざ使おうとすると感覚的にある程度使えるものの、ちょっと凝った演出をしようとすると、その仕組みを理解しておかないとまともに組めそうになかったので調べてみました。

平行投影カメラはいわるゆ平行投影や正投影といわれる投影法を使った仮想カメラです。3Dゲームだとパースが効いた投資投影によるカメラ(Perspective Camera)を使うことが多いかと思います。ただ、平行投影カメラが使われていないかというとそんなことはなく、有名どころだとCrossy Roadなどで使われています。

Three.jsの透視投影カメラではFoVとアスペクト比、ニア/ファークリップを使って設定します。その一方、平行投影カメラは描画領域を表す直方体を指定します。以下の動画を参考に概念を理解しました。

アウトプット

今週は仕事に結構時間が取られてしまい、特にありません。(ちょっと反省)

Profile
d_yama
元Microsoft MVP for Windows Development(2018-2020)
Sub-category : Windows Mixed Reality
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