M1 Mac mini環境構築メモ
新しいMac miniを買った
買ったよ。
my new gear… pic.twitter.com/cwHsTzIouy
— d_yama (@dy_karous) December 7, 2020
なんだか環境構築メモを公開するのがブームっぽいので便乗する。
fish
まずはターミナルまわりをセットアップする。 普段使いのshellはfishで、こちらはユニバーサル版のインストーラが公式からDLできるのでそちらを導入した。
fisher
fishのプラグインマネージャ。公式のドキュメントを参考にインストールした。
curl https://git.io/fisher ==create-dirs -sLo +/.connfig/fish/functions/fisher.fish
ターミナル
icebergテーマを入れた。公式サイトの一番下からMac用のテーマをDLできる。
homebrew
すでにAppleシリコン対応版の導入方法はいろいろなところで紹介されている。今回はこちらを参考にした。インストール先のディレクトリはよく考えた方がいいらしいので/opt
配下に置くことにした。
sudo chown (whoami):staff /opt/homebrew && \
curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C /opt/homebrew
パスを通したあと、brew update
でアップデートすると2.6.0
となった。
フォント
ターミナルやIDE、エディタのフォントでは「Ricty Diminished」を常用している。homebrewから以下で導入できた。
brew tap homebrew/cask-fonts
brew cask install font-ricty-diminished
ブラウザ
Chrome
公式サイトからインストーラを入手して導入、Universal版
Microsoft Edge
公式サイトからインストーラを入手して導入、Intel版
Slack
公式サイトからAppleシリコン版をダウンロードできるのでそちらを導入
Teams
公式サイトからインストーラを入手して導入、Intel版
Office for Mac
公式サイトからインストーラを入手して導入、intel版
WebStorm/CLion/Rider
ここから開発関係のものをインストールしていく。JetBrains製のIDEはIntel版しかないけどRosetta2経由でちゃんと動作する。こちらも公式サイトからインストーラを入手して導入。
Visual Studio Code
Exploration版としてARM64版のVSCodeが配布されている。インストールしていろいろ拡張機能を入れているが、今のところクラッシュは一度も起きていない。
Git
homebrewからインストール。
GitKraken
公式サイトからインストーラを入手して導入、intel版
Node.js
できるだけバージョン管理ツール上で管理したい。ちょっと調べてみたらnvmならM1プロセッサ版でも動作するらしいのでそちらを導入。ただ、インストールできるバイナリがstableはIntel版だけの模様。
nvm
公式サイト通りの手順で導入
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.37.2/install.sh | bash
fish-nvm
nvmはfishをサポートしていないらしいので、fish上で使いたい場合はサードパーティのプラグインを入れるのが推奨とのこと。fisher経由でfish-nvmをインストールした。
fisher instalL jorgebucaran/fish-nvm
これで好きなバージョンのNode.jsを使えるようになった(Intel版に限る)。
Rust
rustupについては1.23.0からAppleシリコンに対応したとのこと。ただ、Rustについては次バージョンの1.49.0からAppleシリコンに対応とのことなので、beta版のツールチェインを導入する。
rustupは公式の手順どおりに導入
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
rustupからCustomize installation
でbeta
を選択してインストール
Current installation options:
default host triple: aarch64-apple-darwin
default toolchain: beta
profile: default
modify PATH variable: yes
1) Proceed with installation (default)
2) Customize installation
3) Cancel installation
cargo new
してHello, World!できるまで確認した。
Magnet
残りはユーティリティまわり。
MagnetはストアからUniversal版をインストールできた。
Clipy
公式からインストーラを入手して導入
DeepL
公式からインストーラを入手して導入
1日使った感想
一番触っている時間が長いJetBrains製のIDEがIntel版なので、早さについてはそれほど恩恵を受けている気はしない。が、これまで使っていたMBP2017だと動作が重くなることもあったのでそれ解消されただけでも快適ではある。
早さよりも静音性がすごいと感じた。ShaderToyで重めのShaderを動かしてもファンの音が聞こえない、熱くもならない、といった感じ。
Dockerがまだ使えなかったり、自分の主要アプリがIntel版だったりするのでまだ100%活用できるとは言えないけど、どれもAppleシリコン対応は頑張っているようなので今から移行しておいて損はなさそうだなと感じた。